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賢い加湿器の選び方

 

加湿器を選ぶ際に考慮すべき重要な要素がいくつかあります。以下に、賢い加湿器を選ぶ際に考慮すべきポイントをご紹介します。この記事を読むための時間:3分

加湿能力と部屋のサイズ

加湿器の加湿能力は、部屋のサイズに合ったものを選ぶ必要があります。 大きな部屋に小さな加湿器を使うと効果が半減し、逆に大きすぎる加湿器を小さな部屋で使用すると湿度が上がり過ぎてしまう恐れがあります。具体的には寝室などの個室用なら300mL/h(適用床面積 木造和室5畳/プレハブ洋室8畳)~500mL/h(木造和室8.5畳/プレハブ洋室14畳)を目安に選びましょう。

加湿方式

加湿器の加湿方式を大別すると、「超音波式」「スチーム式(加熱式)」「ハイブリッド式(加熱気化式)」「気化式」の4タイプがあります。水を空気中に放出する方法ごとに分類されますが、それぞれ衛生面や電気代、価格といった点でメリット、デメリットがあります。各方式の違いは使い方などと合わせて選ぶようにしましょう。
1,超音波式加湿器
超音波でミスト(霧)を発生させる技術を使った方式です。超音波の振動が水面に伝わると水面の一部分が隆起し、微細なミストが発生。このミストにファンで風を当て、空気中に拡散することで部屋の加湿を行います。ヒーターを搭載しないシンプルな構造で、現在最も多く流通している加湿器です。
2,スチーム式(加熱式)加湿器
水をヒーターで加熱して蒸発させ、その湯気(水蒸気)をファンで空中に送り出して加湿します。やかんでお湯を沸かすイメージの加湿器です。大量の蒸気で空気が加湿されますが、加湿量が多すぎると、空気中に受け入れられなかった水分が窓や壁で結露することがあります。
3,ハイブリッド式(加熱気化式)加湿器
水を含ませたフィルターにヒーターとファンでつくった温風を当て、水分を気化して放出します。濡れたタオルをドライヤーの温風で乾かすような感じです。
4,気化式加湿器
水を含ませたフィルターに、ファンで風を当てて気化した水蒸気を放出する仕組み。濡れたタオルに強風の扇風機の風を当てるようなイメージです。

スマート機能

スマート加湿器は、スマートフォンアプリを使用して遠隔操作が可能な加湿器です。スマートフォンアプリを使用することで、加湿器の電源のオン・オフ、加湿量の調整、タイマーの設定などが遠隔からできます。

加湿器の汚れ

加湿器は、水を水蒸気にして空気中に放出して、空気中の水蒸気量を増やします。使うのは水だけなので、あまり汚れようがないようにも思えます。しかし、水にはカルシウムやマグネシウムといったミネラルをはじめ、さまざまな成分が含まれています。水そのものが蒸発してもそうした成分は残るので、水しか使っていなくても、日々汚れは蓄積していくのです。

◆水垢ができる原因

加湿器につきやすい汚れとしてまず挙げられるのは、水タンクの内面などに白くこびりつく水垢です。水垢は、水に含まれるミネラルが固まってできるものなので、発生そのものを完全に防ぐことはできません。ただ毎日タンクの水を替えて、フィルターも手入れしていれば水垢が溜まることはほぼありません。一方、あまり水を替えないとフィルターに水垢が詰まりやすくなり、加湿能力も落ちてしまいます。

◆カビや細菌が発生する原因

水垢と並んで気を付けなければいけないのは、加湿器内でのカビや細菌の繁殖です。加湿器に入れる水として使われることが多い水道水は、除菌効果のある塩素消毒がなされています。ただし、この除菌効果が効いているのは、タンクに注いでから約1日。そのため、こまめに水を替えないと、タンク内に細菌が繁殖したり、カビが生えたりしてしまいます。
タンク内でカビや細菌が繁殖すると、加湿器を使う度に、水蒸気といっしょに部屋に放出されてしまいます。そのような状態が長く続くと、次のような症状が起きてしまう可能性があります。

・喉の痛み
・咳
・発熱
・悪寒
・長期にわたる倦怠感
・慢性的な喘息、気管支炎、扁桃炎
・過敏性肺臓炎(アレルギー性の肺の病気)

◆水垢やカビ、細菌の発生を防ぐ方法
水垢やカビ、細菌の発生を防ぎながら使用する方法があります。当サイトでご紹介している「プレミアムジア/加湿器カビ除菌リキッド」を加湿器に充填することにより、タンク内のカビなどの菌を不活化し、増殖するのを防ぐことができます。さらにそれに加え、加湿器から噴霧されるミストによって空間内に浮遊するウイルスや菌も不活化することができます。併せて空間内の気になるニオイも消臭することができます。但し加熱機能がある加湿器には使用できないのでご注意ください。 

加湿器のメンテナンス

1,超音波式加湿器

超音波式の加湿器は、水に超音波の振動をあてることで微細な粒子に分解し、その粒子を霧のように噴出することで加湿をします。加熱工程がないため、もしタンク内でカビや細菌が繁殖すれば、粒子とともに空気中に放出されてしまうので、こまめな手入れが大切です。タンクの水は毎日替えます。水を替える際に振り洗いを行うのは、スチーム式や気化式と同じです。本体に残っている水を捨て、スポンジや古い歯ブラシなどを使って内部の汚れを落としたら、やわらかい布で全体を拭きましょう。
2,スチーム式(加熱式)加湿器
スチーム式の加湿器は、内部にヒーターが内蔵されており、加熱することでお湯を沸かして水蒸気を発生させます。お湯を沸かすときに煮沸消毒されるため、たとえタンク内に汚れがあっても、カビや細菌が繁殖する可能性は低いといえます。
3,ハイブリッド式(加熱気化式)加湿器
ハイブリッド式の加湿器は、気化式加湿器とヒーターを組み合わせた「水を含んだフィルターに温風を送るタイプ」と、超音波式とヒーターを組み合わせた「お湯を粒子に分解して霧状に噴出するタイプ」の2種類があります。
抗菌作用が施されている製品が多く、製品によりますが水を替える頻度は、週に1回でいい機種もあります。

4,気化式加湿器

気化式の加湿器は、水を含ませたフィルターに風をあてることで水分を気化させ、加湿をします。フィルターが常に水を含んだ状態なので、こまめにフィルターを手入れしないと細菌が繁殖してしまう可能性があります。タンクの水を替える際は、スチーム式と同じように振り洗いを行います。フィルターは1ヵ月に1回はしっかり掃除するようにします。外側の吸込フィルター(外の空気を吸い込むためのフィルター)は掃除機で汚れを吸い取り、内側のフィルター(加湿フィルター)は水で押し洗いをしましょう。

加湿器の安全性

加湿器を使用することによって発症する病気に加湿器肺炎と呼ばれているものがあります。加湿器肺炎とは加湿器の中に発育したカビ(真菌)を吸い込むことで起こります。 吸い込んだカビ自体は非常に病原性が弱く肺に直接炎症を起こすことはありません。 しかし吸い込んだカビに対して肺や気管支がアレルギー反応を起こすことが加湿器肺炎の原因です。 専門的には過敏性肺臓炎というアレルギー性肺炎の一種になります。

 

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プレミアムジア販売店 | サンパートナーズ株式会社

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【サンパートナーズ株式会社】では、高除菌力・長期保存を実現させた安定型次亜塩素酸ナトリウム次亜水プレミアムジアを製造・販売しております。気になる所の除菌・消臭ができるスプレー、加湿器のタンク内を除菌しながらミストで噴霧して空間除菌ができるリキッド、さらにマスウピースなどを除菌できるスプレーなどをご用意しております。

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