次亜塩素酸水の正しい保存方法は?容器や保管場所の注意点をご紹介
除菌や消臭剤として注目されている次亜塩素酸水。次亜塩素酸水は他の除菌消臭剤と比べて保存期間が短いという特徴がありますが、除菌消臭に次亜塩素酸水を使っている人の中には適切な保存方法がわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、次亜塩素酸水はどのような状況下で効果が失われてしまうのか、また、どのように保存すればよいのかについてわかりやすく解説していきたいと思います。
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目次
次亜塩素酸水は使用期限が短い
次亜塩素酸水は、他の除菌消毒剤に比べて使用期限が短い商品。それは、時間とともに濃度が減衰することに加えて、有機物と接触すると濃度が低下するという特徴があるためです。これは、菌に対する反応が強く効果に即効性があるというメリットに繫がる一方で、安定性が低いというデメリットにも繫がります。
このため、次亜塩素酸水の適正な除菌消毒効果を得るためには、正しい方法で保存することが重要になります。
次亜塩素酸水の効果が失われる原因
次亜塩素酸水の塩素濃度が下がると、除菌効果がだんだん失われ、最終的には効果がなくなってしまいます。次亜塩素酸水の効果が失われる原因は主に以下の3つ。
紫外線
次亜塩素酸水の効果が失われる原因の一つ目は、紫外線です。次亜塩素酸水は紫外線に当たると塩素と酸素に分解して揮発する性質があります。これは、微量の塩素が含まれている水道水を日光に当ててカルキ抜きするのと同じ理屈。次亜塩素酸水を分解するのは紫外線に限られるため、室内で使用する分にはそれほど神経質になる必要はありませんが、保存に関しては注意が必要。
温度・時間
原因の2つ目は、温度や時間です。次亜塩素酸水は紫外線に当たらなくても時間の経過とともに徐々に分解されて塩素が抜けていきます。保存性を高めるためには密閉容器を使用することが大切ですが、保存時の温度にも気を付ける必要があります。
ちなみに密閉容器の中で保存した場合の塩素濃度の減少率を温度ごとに比較した実験では、5℃で保存した場合と40℃で保存した場合とで減少率の差が5倍になるというデータもあります。
有機物との接触
原因の3つ目は、有機物との接触です。次亜塩素酸水は、有機物に触れると濃度が低下し、水に還ってしまう性質があります。そのため、汚れなどの有機物に触れないようにすることが大切です。
次亜塩素酸水の適切な保存方法
次に、次亜塩素酸水の適切な保存方法をご紹介します。
遮光性の容器に保存する
次亜塩素酸水を保存する場合は、紫外線にあたらないよう遮光性のある容器に保存する必要があります。ストック分の保存に関しては、日光に当たらない場所であればボトルの遮光性にはさほどこだわる必要はありません。
冷暗所で保存する
先述のように、次亜塩素酸水は温度に影響を受ける性質があるため、冷暗所で保存するようにしましょう。特に夏場は温度が高くならないよう注意が必要です。
スプレーボトルは清潔な状態にしておく
次亜塩素酸水は汚れなどの有機物に触れると濃度が低下するため、除菌消臭効果を発揮することができません。ですから、スプレーボトルは定期的に掃除して常にきれいな状態を保つことが大切です。また、スプレーする際は目に見える汚れを取り除いてから除菌を行いましょう。
次亜塩素酸水は正しく保存し使用することが大切
次亜塩素酸水は除菌や消臭に高い効果を発揮する反面、デリケートな性質を持っています。保存方法や使用方法を間違えると、せっかく除菌消臭を行っても効果が半減してしまうことも考えられるため、正しく保存し使用することが重要です。例えば冬場の間など特定の期間にしか使用しない場合は、そのシーズンで使い切るようにするのも一つの方法ですよ。
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