ノロウイルスの消毒方法とは?正しい除菌方法を解説
嘔吐や腹痛など強い症状で知られているノロウイルスですが、ウイルスの感染拡大を防ぐためには、しっかりと対策を行わなければなりません。また、その他のウイルスとは違って、ノロウイルスにはアルコール消毒が効きにくいため注意が必要です。そこで今回は、ノロウイルスの除菌方法や消毒方法についてご紹介します。
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目次
ノロウイルスの特徴とは?
まずは、ノロウイルスの特徴について詳しく見ていきましょう。
ノロウイルスについて
ノロウイルスは、食品や手指などから感染し、腸の中で増殖するウイルスです。症状としては、腹痛や嘔吐、下痢などがあげられます。体力のある方であれば数日で回復するものの、体力が弱っている方や子ども・お年寄りなどは、重症化してしまうことも少なくないため注意が必要です。
感染経路は、そのほとんどが経口感染とされており、ノロウイルスに感染した人の便や吐物からの感染、飛沫感染、ノロウイルスに感染した食品取扱者が加工を行った食品を介しての感染、ノロウイルスに汚染されていた貝や井戸水を加熱調理せずに食べてしまったことによる感染などがあげられます。
アルコール消毒が効きにくい
ノロウイルスの大きな特徴として、アルコール消毒が効きにくいという特徴があります。消毒といえばアルコールを思い浮かべる方も多いのですが、ノロウイルス対策としてはその他の消毒方法を取り入れる必要があることを覚えておきましょう。また、逆性石鹸などもあまり効果がないため注意が必要です。
ノロウイルス対策におすすめの消毒は?
ノロウィルス対策として、もっとも多く用いられているのが次亜塩素酸ナトリウムという市販の塩素系漂白剤に含まれている成分です。とても強い成分で、皮膚に使用すると肌トラブルを引き起こしてしまう可能性もあり、取り扱いには注意が必要です。
ノロウイルスの消毒方法
次に、具体的なノロウイルスの消毒方法をご紹介します。消毒する対象のものに合わせて適切な消毒方法を選ぶのがポイントです。
調理器具への対策
調理器具への対策としては、まずは通常使用している洗剤を使ってしっかりと洗浄するのが基本です。その上で、次亜塩素酸ナトリウムに浸しながら、拭きあげてください。また、布巾やヘラ、包丁、まな板などは、85°C以上の熱湯で1分以上加熱するのも有効です。
嘔吐物や便への対策
ノロウイルスに感染ししてしまった人の嘔吐物や便の処理についても、十分な対策が必要です。処理を行う際には、手袋とマスクを着用した上で、ウイルスが飛び散らないように注意を払いながらペーパータオルで拭き取ってください。ウイルスに汚染されてしまった部分は、次亜塩素酸ナトリウムを染み込ませた布でふき取って、さらに水拭きを行います。
感染者が使用した食器への対策
感染者が使用した食器は、厨房やキッチンに戻す前に、次亜塩素酸ナトリウム液に浸して消毒するのがおすすめです。また、食器などだけではなく、感染者がうがいを行った洗面台などもすぐに消毒・清掃を行うことで、感染拡大を予防できるでしょう。
感染者が使用したリネンへの対策
感染者が使用したリネンは、洗剤を入れた水の中でもみ洗いを行い、85°C以上の熱湯で1分以上消毒するのがおすすめです。万が一、熱湯での消毒が難しい場合には、次亜塩素酸ナトリウムで消毒を行いましょう。洗濯が難しい布団などは、チームアイロンや布団乾燥機を使用するのもおすすめです。
まとめ
今回は、ノロウイルスの正しい消毒方法について詳しくご紹介しました。ノロウイルスは、嘔吐や腹痛などのつらい症状を引き起こしてしまうため、感染予防に十分な注意を払うことが大切です。アルコール消毒ではなく、次亜塩素酸ナトリウムを使った消毒でしっかりと対策を行いましょう。
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