布や衣類への次亜塩素酸水の使い方!色落ち・シミを防ぐ方法を解説
次亜塩素酸水は高い除菌・消臭効果を持つ水溶液で、毎日洗えないスーツやコート、靴などの衣類や、ソファやカーペットなどの布製品の臭い対策に有効です。また、アレルギーの原因である花粉やダニのふんや死骸に含まれるたんぱく質も分解するため、アレルギー対策にも活用することができます。
しかし、布製品に次亜塩素酸水を使用する際はいくつかのポイントがあり、間違った使い方をすると布の変色・変質につながる恐れがあるので注意が必要です。本記事では、次亜塩素酸水を衣類や布製品に使用する際の使い方や注意点を解説します。
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目次
次亜塩素酸水を衣類・布製品に使う際の使い方
次亜塩素酸水を衣類や布製品に使う際の正しい使用方法を解説します。
100ppmに希釈して使う
次亜塩素酸水製品の中には、原液を希釈して使用するタイプがあります。濃度別に使用目的が異なりますが、布製品の除菌・消臭に使うのであれば、100ppmあれば十分です。薄めるのに必要な水の量は原液の濃度によって異なるので、製品のパッケージを確認して適切な量の水で薄めるようにしましょう。
スプレーボトルで吹きかけて使う
次亜塩素酸水を布製品に使う際は、基本的には希釈液をスプレーボトルに入れて吹きかけて使います。部屋中の布製品の除菌・消臭をしたいなど、範囲が広い場合は加湿器などの噴霧器を使用すると良いでしょう。
ただし、次亜塩素酸水に対応していない機械、あるいは噴霧に適していない次亜塩素酸水を使用すると故障やトラブルの原因となります。噴霧器を使用する際は、それぞれが噴霧に適しているかしっかりと確認しましょう。
衣類・布製品に次亜塩素酸水を使う場合の注意点
次亜塩素酸水は布製品の除菌や消臭に効果的ですが、使用の際は以下の3点に注意してください。
色落ち・水シミができやすい素材でないかチェックする
次亜塩素酸水は幅広い素材の布製品に使用することができますが、色落ち・水シミができやすい素材のものは変質・変色につながる恐れがあるので、おすすめできません。初めて使用する衣類や物に対しては、いきなり吹きかける前に袖の裏や隅の方など目立たない場所に試しに吹きかけてみて、問題がないか確認してから使うようにしましょう。
濃度は100ppmに抑える
次亜塩素酸水の濃度は高いほど効果は高まりますが、布製品に使用する場合は100ppmに抑えるようにしましょう。なぜならば、100ppm以上の濃度では布が変色・色落ちしやすくなってしまうからです。
とある実験では、1000ppmの次亜塩素酸水を黒い布にかけた場合、すぐに色落ちして赤くなってしまったという結果が出ています。また、200ppmのものをかけた結果、すぐに反応はみられなかったものの、時間が経つにつれて変色してしまいました。一方、100ppmの場合は時間が経過しても布の色に変化は見られませんでした。
これらの実験結果から、布製品に次亜塩素酸水を使う場合、濃度は100ppmまでに抑えるのが安全と言えます。
希釈後は1ヶ月で使い切る
次亜塩素酸水は酸化力が強いため、即効性のある優れた除菌・消臭力を誇ります。しかし、その反面で安定性が低く、時間が経つにつれて効果が薄まっていくため、使用期限は他の除菌剤などに比べると短い特徴があります。希釈後は1ヶ月を目安に使い切りましょう。また、保管期間は次亜塩素酸水の弱点である紫外線や高温を避けるために冷暗所で保管するようにしましょう。
次亜塩素酸水を衣類に使う場合は服の素材・濃度に注意しよう
次亜塩素酸水は優れた除菌・消臭効果を持ち、花粉やダニなどのアレルゲン物質の除去にも有効です。そのため、衣類や布製品の除菌や消臭対策にもぴったりといえます。しかし、濃度が濃い原液や希釈液を使うと色落ちや変質の原因になります。また、布の素材によっては低濃度のものでも変色する可能性があるので、まずは目立たない場所で試してから使うようにしましょう。
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